イタリアの生活

torinostrada

私は2011年からベジタリアンになり、野菜と果物を食べています。
イタリア滞在中、毎日果物をたくさん食べました。

イタリアでは市場が日常的に開かれ、スーパーよりも品数が豊富で、果物や野菜も新鮮です。
衣料品や布生地、カーテン、植木鉢などもありました。

果物は1キロ1ユーロ(約130円)程度のものも多く、特に旬のものはとても瑞々しく美味しかったです。

pesche

服もとてもリーズナブルで、イタリアだけに、デザインの良いものが多くあります。

街は昔のお城や教会などを中心に形成され、中心部の道は石畳で、かつて馬車が通った跡もあります。

後世に出来た街はアスファルトで舗装されているため、中心部と後世に出来た街並みの境が、はっきりとしていました。

私の滞在先は、古いお城が近くにあり、秋の気配が感じられる頃生活が落ち着いてきたころ、お城の敷地内を散策しました。

急ぐ風もなく、犬を連れて夫婦で歩く人、ベンチで本を読む人、親子で語らう人の姿に、歴史の流れとともにゆったりとした生活があることを感じました。

novarahotel

歌の楽譜を街の印刷屋さんで印刷しました。
近くに日本のようなコンビニや大きなスーパーはありませんでした。

イタリアの人はコミュニケーションを取ることが好きなようで、個人のお店が多いのが印象に残りました。

バールというカフェと駅のキオスクを合わせたようなお店は、人々の交流の場にもなっています。
常連さんがおしゃべりをし、テレビでサッカーを観戦したり、軽食を食べたりする光景を良く目にしました。

私はバスのチケットを買ったり、時にはトイレを借りました。
トイレに鍵がかかっているお店も多く、カウンターで鍵も借りました。

歌の先生も戸締りをとても気を付けていたので、これも治安の影響なのだと思われます。

平日でも駅前に若い人たちが多くいたことから、失業率の高さを感じました(2013年当時)。

スーパーの前などには物を乞う人もいました。

近くの小さなスーパーには20前後くらいの若い女性が座っていました。
彼女に小銭を渡すと笑顔を返してくれました。

私は歌を勉強し、彼女に何が出来るのだろうと思いました。

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明るく陽気なイメージのイタリアの日常にある人々の生活が見えました。

人々の顔に少し影がありながらも、人と会うことを心から喜び、人生を楽しもうとしている姿に、本来のイタリアらしい太陽の光があるように感じました。

太陽の輝きが増すことを祈りたい。

一人の想いが実現し、物事が生まれるように、私が想いを込めて歌うことで、巡り巡って、あの彼女にも何か届けられたらと思います。

次回はイタリア南部サレルノでのレッスン編です。