棒ノ峯(ハイキング)

棒ノ峯入口

秋晴れの朝、空気がとても清々しく絶好の登山日和です。

東京都の奥多摩と埼玉県飯能市の境にある棒ノ峯へハイキングへ行きました。

棒ノ峯尾根

4ヶ月振りの登山です。

先月行ったバリの自然と比べると、改めて日本の自然の繊細さを感じました。
心なしか空気の粒子さえ細かいようです。

バリは南国らしい植物が繁茂し、目にも鮮やかな大ぶりの花々が島を彩っていました。

日本の山の草木は楚々とした佇まいで、草の葉も風に身をまかせ、さやさやと揺れています。
紅葉にはまだ早く、日が美しく木々の緑を照らし、辺り一帯が緑に染まっていました。

棒ノ峯の見どころは岩がつくりだすゴルジュという地形。
両側の岩が門のように向かい合い、間には岩がごつごつと並び、水の流れがあります。

岩をつかみながら、クサリ場といわれる、急な斜面を鎖を気にしながらよじ登ります。
子供から大人まで初心者でも楽しめるルートは、さながら天然のアトラクションです。

棒ノ峯ゴルジュ

渓流沿いを歩くと、川上から生まれたばかりの清涼な風を肌が感じることが出来ます。

棒ノ峯渓流


昨年の初夏、棒ノ峯に初めて登った時よりずっと体力もつき、健康になったことを噛みしめました。
体調が優れなかった時期が長くあったことが夢のようです。

登山を始める前は、登山の良さがわかりませんでした。

棒ノ峯の山頂から眺めると、右手の関東平野には建物が遠く小さく、左手には山並み、眼前の山の斜面には雲の影が映っています。

自然の中で木や土、水に触れ、鳥や虫の声を聴き、風に吹かれ、森の息吹を全身で感じるひと時。
何度も森の中で夫のオカリナの音色に癒され、固くなっていた気持ちもほぐれていきました。

棒ノ峯善文さん

かつて、人と会うことも辛く感じる時期がありました。
今は、人の間で、助けて頂いた方々へ恩返しをしたいと思っています。

また、私と同じような心境にある方や、辛い思いをしている方に歌を通して希望を贈りたいと思っています。

山に登り自然の中で自分を取り戻すことが出来る、とても大切な時間です。