春風

桜吹雪

2017年4月18日
春風にひとり言

開花を待ち望んでいた近くの公園の桜も、春風に乗って花吹雪となりました。
可憐な花のあとには出番を待っていたかのように緑の葉が一斉に現れました。

葉桜の登場に併せるかのように、この間まで枯れ木のようだった木の枝にも新緑が芽吹いています。

春の嵐のような風に木の葉が波を打って揺れています。
木も細い枝を風に任せて体を揺すって遊んでいるようです。

春の訪れを自然の営みが教えてくれます。
花々は大地を華やかな色で彩ります。
小鳥たちも冬の間休めていた声をふるわせて、さえずります。

地に足をつけ、木の肌に触れると、自然のエネルギーが体の中をめぐり、天空へ舞い上がっていくようです。

人である私も自然の一部に溶けこんでいけるかのような感覚です。

春の風が体を通り抜けて、前から後ろへ、後ろから前へ。

風に吹かれていると、独りでに顔がほころび、不思議な嬉しさを感じる春です。