心の音色(オカリナ)

川口リリアで開催されたオカリナのティータイムコンサートに伺いました。
講師の方のお人柄か、とてもアットホームな雰囲気でした。

オカリナは日本ではまだマイナーな楽器ですが、一度オカリナの魅力にはまると、どんどん引き込まれるようです。

愛好家の方から、オカリナの魅力は、土から作られた自然ならではの素朴な音色、と伺いました。
どこかオカリナの音色は懐かしく、心にすっと入ってくるような感じがします。

曼珠沙華

オカリナの発祥は、イタリアでお菓子職人が、現在のオカリナの形を窯で焼いたものが最初と言われています。
また、それ以前に、古代文明の遺跡でもオカリナのような楽器が発見されたという説もあります。

演奏する指使いも易しく、楽器初心者の方でも始めやすい楽器の一つです。
息を吹き込むと音が出るシンプルな構造も、小さな子供から年配の方まで幅広く親しまれる特徴でしょう。

演奏者だけでなく、コンサート会場に来られた方の中にもオカリナを愛好されている方が多数いらっしゃったようです。

オカリナ

ソロ演奏、ご夫婦や父娘ディオ、オカリナ仲間同士など、多くの出演者がいらっしゃいました。
どなたも丁寧にオカリナを演奏されているのが印象的でした。

その中で、ある方の演奏が始まると会場の空気が変わったような演奏がありました。
来場者が皆、身を乗り出すようにじっと全身を耳にして聞いているような感じです。

オカリナの自然な音色で、ひと時、自然の中で、森の懐に包まれ森林浴をしたような清涼感を感じました。

演奏者の深い想いが音色に乗り、会場全体に広がり、来場者一人一人の心へと届けられていくようでした。
演奏が終わると一瞬の静寂があり、大きな拍手が沸きました。

あやめ

音楽や歌は、言葉に尽くせない心を伝える手段と思います。

きれいな音楽、技術的な音楽よりも、やはり心こもった演奏に人は感動します。

私も、技術を越え、聴く人の心を打つ本当の歌を歌いたいと願います。